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ときめき宿・味・自然・旅紀行

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何で猫は眠ってばっかり

  雑誌「ねこのきもち」より抜粋

何で猫は眠ってばっかり

1日15時間の睡眠のふしぎ

いつもよく寝ているけど・・・・・
実はウトウトしているだけ


猫は平均して15時間と、1日の約2/3を寝て過ごしています。
しかし、眠りの中身をみてみると、ぐっすり熟睡しているのは短時間で、
大半がウトウトと浅い眠り。
目をつぶっていても、周りの物音にすぐ反応するように意識は
起きたままの状態なのです。

朝方・夕暮れに活動するのは狩のなごり

一般的に猫が特に活発になるのは、朝方と夕方といった薄暗い時間。
これも、「狩り」と関係があります。
猫の目はわずかな光でも物がみられるので、他の動物が夜目が利かず活動も
鈍る薄暗い時間帯に狩りをしていたからです。

ウトウト睡眠で体力を温存

猫にとっての眠りは、瞬間的に体力を使う「狩り」に備えて、
体力を温存することが本来の目的です。
野生の状態では、物音に気がつかないほど眠ってしまったら、
獲物や敵が近づいてもわからないので、いつでも動けるように周りに意識を
配りながら、体力をムダにしないようにウトウト眠ること(浅いノンレム睡眠)が
多いんですね。

晴れの日より雨の日の方がよく眠る!?

雨の日は狩りが出来ない為、よく眠ると考えられています。

ノンレム睡眠とレム睡眠のくりかえし

哺乳類の睡眠は、眠り始めのきわめて浅い眠りから、
脳を休ませるもっとも深い状態までの、4段階の「ノンレム睡眠」を、経て、
脳は活動して、筋肉を休ませる「レム睡眠」へと移行します。
そのあとは深いノンレム睡眠→レムの繰り返し。
日中は飼主さんが活動する気配が気になって深いノンレム睡眠まで到達しないで
浅いノンレム睡眠のままのときもあります。

猫も夢を見ている!

ノンレム睡眠中は、筋肉は休んでいますが脳は活動していて、
このときに夢を見ているといわています。
私達、人間と同じように猫もノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返すということが、
睡眠中の脳波の違いからわかっています。
このことから、人間が睡眠中に夢を見るように、
猫も夢を見ているといえるそうです。

一緒に遊ぶ相手がいない留守番猫はヒマだから寝ていた

完全室内飼いで、とくに1匹で飼っている猫は、野生の猫の「狩り」が
「飼主さんとの遊び」に置き換わっています。
飼主さんが留守だと猫はする事がなく、飼主さんが帰ってきてから遊ぶために
体力を温存しておこうとして、睡眠時間が長くなるのです。

多頭飼いは、仲が良くても悪くても睡眠時間が短くなる


2匹以上の多頭飼いの場合、同居猫と仲がよいと、いつも一緒に遊んだりして、
睡眠時間が短くなります。
逆に仲が本当に険悪な場合も、「攻撃されるかも」と緊張が続き、眠る時間が
少なくなります。
多頭飼いは、猫同士の関係が睡眠時間にも影響を及ぼすのです。

子猫はぐっすり、老猫はウトウト・・・

年齢別で睡眠時間を比較してみると、子猫期と老猫期は平均睡眠時間よりも
長く眠っています。
ただ、眠りの中身は、子猫はぐっすり、老猫はウトウトと違いがみられます。
子猫は、ぐっすり眠っているときに成長ホルモンが分泌されるので、
熟睡できり時間を確保することが重要なんです。

愛猫がぐっすり寝るための寝場所ポイント

猫がおなかを出したり、足を投げ出すことをせずに、ぐっすり眠っていないようなら、
猫が安心するポイント
1、狭い所
2、邪魔されることがない、安全で高い所
3、通気性がよい快適なところ 
4、薄暗いところ
をおさえて寝床を作ってあげたいです。

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